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七十三
「はあ? 身元の保証が聞いて呆れるわ!」
この桜殿の言葉にうつむく相手。そこに明智様が
「じゃあ、本名は何て言うの?」
「平政、と」
「あ、魚繋がりで思いついたんだ!」
だが、そんなことなんてどうでもいい桜殿
「遠島まで食らうとは、いったい如何なる罪を犯したんだ?」
「そ、そこまでは尋ねてません……が」
「が?」
「お役人が言うには、島で真面目にやってたので恩赦を受けたとか」
「恩赦だと? 何年だ?」
「確か五年だったと」
「はあ? 身元の保証が聞いて呆れるわ!」
この桜殿の言葉にうつむく相手。そこに明智様が
「じゃあ、本名は何て言うの?」
「平政、と」
「あ、魚繋がりで思いついたんだ!」
だが、そんなことなんてどうでもいい桜殿
「遠島まで食らうとは、いったい如何なる罪を犯したんだ?」
「そ、そこまでは尋ねてません……が」
「が?」
「お役人が言うには、島で真面目にやってたので恩赦を受けたとか」
「恩赦だと? 何年だ?」
「確か五年だったと」
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