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六十五

 座布団の上でへたっている明智様、冷たい茶を一気に飲み干し


「元々無理な話ですって、この中から船頭に関係したものを探すだなんて」


「千里の道も一歩から、ですわ」


「そう言いますけどねえ、実際のところ誰が千里も歩くもんですか」


 年甲斐もなくすねている男、屁理屈をこき始めた。


「確かにその通りですけんど、誰しも端から目の前の道が千里もあるっちゅうんは知りまへんよってな」


 屁理屈には屁理屈で返す破近、そんな男である。



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