2898/3502
六十一
「ここで日誌を書いている最中に、背後より襲われた……こうなるんですよね、菊水殿?」
「そう思いますよ。その後、川だか海だかに放り込まれたわけですね、藤殿?」
都度、互いに確認しあっている二人。想像ではなく、努めて推理しようとしている次第なのだが。
「ですね。そして自分らは、さっさと船より去った……あ、ゆっくりかもしれない」
「となると、事を成し遂げたのはおそらく……おそらくって、想像になるんでしょうか?」
「ここで日誌を書いている最中に、背後より襲われた……こうなるんですよね、菊水殿?」
「そう思いますよ。その後、川だか海だかに放り込まれたわけですね、藤殿?」
都度、互いに確認しあっている二人。想像ではなく、努めて推理しようとしている次第なのだが。
「ですね。そして自分らは、さっさと船より去った……あ、ゆっくりかもしれない」
「となると、事を成し遂げたのはおそらく……おそらくって、想像になるんでしょうか?」
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。