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三十八
「次は赤い紙でっせ。わかってますやろな?」
これに当人、青い顔になり
「し、知ってますわよ、退場なんでしょが」
「わかってるんなら、よろしゅうおま」
破近、相手を一睨みした後
「でな、皆はん? さっき松はんが言うた通りですわ」
そこに勢いよく
「はい! 鈴木様!」
「藤やんな、別に手なんか挙げんでもええで」
「あ、はい」
学者風の丸眼鏡くん、続けて
「いくつかの、有り得べき事柄が考えられるかと」
「有り得べき事柄、かいな?」
「次は赤い紙でっせ。わかってますやろな?」
これに当人、青い顔になり
「し、知ってますわよ、退場なんでしょが」
「わかってるんなら、よろしゅうおま」
破近、相手を一睨みした後
「でな、皆はん? さっき松はんが言うた通りですわ」
そこに勢いよく
「はい! 鈴木様!」
「藤やんな、別に手なんか挙げんでもええで」
「あ、はい」
学者風の丸眼鏡くん、続けて
「いくつかの、有り得べき事柄が考えられるかと」
「有り得べき事柄、かいな?」
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