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三十六

 だが相手は目と鼻の先


「メッチャ近いって!」


「あ、どうも。で、何か?」


 破近、手にしている日誌を指しながら


「いつもこんな具合でっか?」


 それに再び、視線を落とす女将だったが


「いつもと同じなのですが……」


「が、ややもすれば饒舌すぎかいなって?」


 これに目を丸くした相手が


「よ、よくおわかりで」


「はいな。で、その訳は何でっしゃろ?」


 少々間を取った後、その口より


「吉次の目には、よほど奇異なものと映ったのでは、と」



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