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二十二
この時
「ねね? 鈴木様ったら?」
「ん? がきんちょはん、もう質問は却下ですわ」
「問うてるんじゃないって! ほら、あなたと住んでる例のドツボとかいうくの一って、確か凧使えるでしょ?」
「自分な、我米良の術で焼かれっで……っちゅうか、誰が同棲してんねん!」
とは捲し立てながらも破近、その自尊心ゆえボソッと
「こらまた一理あるわな」
「はああ? ゆ、行方知れずやて?」
ここは破近宅。目の前では、強面の男が頭を下げている。
この時
「ねね? 鈴木様ったら?」
「ん? がきんちょはん、もう質問は却下ですわ」
「問うてるんじゃないって! ほら、あなたと住んでる例のドツボとかいうくの一って、確か凧使えるでしょ?」
「自分な、我米良の術で焼かれっで……っちゅうか、誰が同棲してんねん!」
とは捲し立てながらも破近、その自尊心ゆえボソッと
「こらまた一理あるわな」
「はああ? ゆ、行方知れずやて?」
ここは破近宅。目の前では、強面の男が頭を下げている。
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