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 その翌朝、ここは隅田川ほとりの船置場――

 先程より一人立っている船頭、何度も首を傾げている。

 そこにやってきた同業の男が


「亀吉? そんなとこで、何ボーっとしてるんだ?」


 だが、何の反応もしてこない。


「おいってば!」


 やっとこれに振り向いた男


「ああ弥助か」


「弥助かじゃねえだろ? てめえ、さっきから何を……」


 これに


「そこなんだが」


「そこ?」

 聞き返した弥助、相手の指先をたどってると


「あれれ? 何で蕪丸かぶらまるがいねえんだ?」




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