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五十四

 これに頷く菊やん


「ええ、確かにわざとらしいです。あのような探り方で、肝心要の鍵が隠された一冊を見つけることができたとは」


「端から知ってたんやろな」


「そう思います。で、鈴木様? 私の目には、こう映るのですが」


「ん? 遠慮せんと言うてみ」


「あ、はい……私が思うに、盗人の仕業らしく荒々しさを見せつけながらも、実際にはすこぶる慎重に動作していると。これは二番目の、消え去った手拭いやら縄やらにもうかがえるかと」



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