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五十三

 さすがに考え込んだ若者だったが、やがて独り言風に


「雨戸を容易く外せるわけがない……となると、予め何らかの外れやすい細工をした?」


「そうなるわな。でな、思うんやけんど、その細工っちゅう言葉が鍵になりそうな気がするんやわ」


「細工が鍵……」

 またもや考え込んだ同心だったが、そこは青き目自身が見込んだ後継者だけのことはあった。


「ならば、三番目の書物の探り方も細工?」


「そそ。どう見たって、一貫してないわな?」



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