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五十
「あたかも、ご自分の考えをまとめているように見えるが?」
こうつぶやく菊やんだったが、そこに
「ほな、一つずつ検めよっか?」
早速、二人して部屋の中へと入ってき
「まずは、この行燈を灯して…」
こう言って、破近がその中を覗いたところ
「あらま、綺麗にされてるわ! 何と、その隣の火打箱までや!」
この何気ない一言だったのだが、何故か引っかかった菊やん。
暫し頭の中を回転させた後、その目を輝かせ
「これが四番目ですね!」
「あたかも、ご自分の考えをまとめているように見えるが?」
こうつぶやく菊やんだったが、そこに
「ほな、一つずつ検めよっか?」
早速、二人して部屋の中へと入ってき
「まずは、この行燈を灯して…」
こう言って、破近がその中を覗いたところ
「あらま、綺麗にされてるわ! 何と、その隣の火打箱までや!」
この何気ない一言だったのだが、何故か引っかかった菊やん。
暫し頭の中を回転させた後、その目を輝かせ
「これが四番目ですね!」
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