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三十

「そそ、おたく独特の匂いだったって」


 やや脚色気味ではあるものの


「この自身でも気づかないというのに? 誰が、そのような戯れ言なんぞを?」


 これに菖蒲殿、あっけらかんと言ってのけ


「ほら、女中の珠代ですよ」


 この時、黙って同席していた菊水君がさすがに


「し、菖蒲殿! そ、それは、口に出してはならぬはず!」


「こりゃ失礼」


 だが一方の泰山さんはというと、腕を組んでいる。要は、そう証言した女の真意をはかりかねているのだ。



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