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十六

「……で、誰なのおたくって?」


 この菖蒲と自ら名乗ってきた役人、その出で立ちやら風貌やら、その言葉づかいまでが何とも摩訶不思議だ。おそらくは、相手を油断さす技とみた。


「仏になられた村崎右門先生のかかりつけの医者で、もり颯真そうまと申します」


 無論、姓は偽りだが、名だけは真のものである。


「ふうん、森ね。で、今日は何をしにここへ?」


「ご容態がご容態だけに、こうやって日々往診に参ってます次第で」


「あ、なるほどね!」



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