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十二

 奥まっているせいか、常に暗い部屋。

 急いで、行灯へと足を向ける――まずこいつに灯をともすことより、往診がいつも始まるのだ。

 何か特別にあつらえたものと聞く。庶民には味わうことができぬ、感心するほどの明るさ。そしてその瞬間、そこら中に散らばっている書物やら着物やらに目をやりつつ


「こ、これは酷い!」


 隣で、四肢が自由になった珠代も目を白黒させている。


「せ、先生!」


 すぐに右門の元へ駆け寄り、その場に屈みこむ。








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