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四十
いつのまにか自身で仮説を立て始めてる姐さん、目をせわしなく動かしている。
「……そして帰りの川べりで、有ること無いことこの私に言ってきて……あたかも、今しがた仏さんが亡くなった風を装った」
これを仕舞いまで聞いた破近
「まさにそいつがわいの考えですけんど、実際のとこ証一つありゃしまへんよって……もうこれ以上考えてみても、所詮無駄足になるかいなって」
いつの間にやら、立場が入れ替わったお二人さんだったが――
いつのまにか自身で仮説を立て始めてる姐さん、目をせわしなく動かしている。
「……そして帰りの川べりで、有ること無いことこの私に言ってきて……あたかも、今しがた仏さんが亡くなった風を装った」
これを仕舞いまで聞いた破近
「まさにそいつがわいの考えですけんど、実際のとこ証一つありゃしまへんよって……もうこれ以上考えてみても、所詮無駄足になるかいなって」
いつの間にやら、立場が入れ替わったお二人さんだったが――
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