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二十八

「その頃でしたが、そいつが何か?」


「えっと……その刻やったら、起きてるもんも多いでしゃっろな?」


 この問いには、姐さんも


「そうですねえ、おまけに大晦日でしたから」


「んだんだ」

 頷いた破近だったが、ここで相手の顔を覗き込むように


「今から失敬な事を聞くかもしれまへんけんど、気分悪うせんどいてくれます?」


「大丈夫ですよ、旦那。ご心配なく」


「おおきに。で、思うたんは……家に灯された、つまり行灯の火の事ですわ」


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