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十六
「あらあら、お気を確かに」
とは慰めつつも、その思いは一緒。
そして何とか持ち直した破近
「しゃないわな。その頃は、あのとっちゃん坊やも筆頭同心やったさかいな」
くどいようだが明智様、とある事を境に平同心へと降格したのである。
「で、姐さんな? そのろくでもない二人って、何を検めてたん?」
これに姐さんも、つい
「そのろくでもないお二人はですね、来るや否や仏さんの体に触れてました」
「そっか。で、何か言ってました?」
「あらあら、お気を確かに」
とは慰めつつも、その思いは一緒。
そして何とか持ち直した破近
「しゃないわな。その頃は、あのとっちゃん坊やも筆頭同心やったさかいな」
くどいようだが明智様、とある事を境に平同心へと降格したのである。
「で、姐さんな? そのろくでもない二人って、何を検めてたん?」
これに姐さんも、つい
「そのろくでもないお二人はですね、来るや否や仏さんの体に触れてました」
「そっか。で、何か言ってました?」
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