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百五十四

「え?」

 一瞬だけ、驚いた顔をした娘だったが


「それは嘘偽りでございます」


「自分、何言うてんねん? わいが嘘偽り言う必要なんてないやろ?」


「……で、でも」


「でもも、へちまもあるかい。実際にお滝はんの口から聞いたんは仲居やけんどな、その仲居にしたって嘘偽り言うて何の得になるっちゅうねん?」


「……」


 これを見た破近、お次は問い始め


「ま、どっちゃでもええんや。このわいが聞きたいのはな、真の話だけやさかい、な!」


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