表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2708/3502

百四十二

 見ると、柿色の着物をまとった普通の娘だ。


「どちらさんで?」


「今あ、声色変えたしい! さっきの『え』が本物ですう!」


「な、何を言ってるんだ、小娘」


 だが


「またまた無理しちゃってえ! 蕾ってえ、くの一やさかいなあ……同性くらいはわからいでか!」


 相も変らぬ無茶苦茶な言葉だったが、それでも


「く、くの一?」


「疑っておるなあ? ほな、術を披露しますさかいな」

 蕾、目の前にある取れたての鮎に向かって


「いでよ、我米良あ!」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ