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百二十
そこは相棒、すぐに
「その重なるところが、下手人になるんでつね」
「その通りや。で、今ここにはな、お絹しかおらへん」
そして皿二枚を手にした破近、それを裏返し
「案外ここにもう一人おるかも、やな?」
「裏っ側でつか。じゃあ、見かけと年がまったく違うとか?」
これに顎をさする吟味方
「うーん、ようわからへんわ」
そこに
「何をゴチャゴチャ言ってるんですう?」
「あ、蕾な……う、うそお? 単なる野菜鍋になっとるやないか!」
そこは相棒、すぐに
「その重なるところが、下手人になるんでつね」
「その通りや。で、今ここにはな、お絹しかおらへん」
そして皿二枚を手にした破近、それを裏返し
「案外ここにもう一人おるかも、やな?」
「裏っ側でつか。じゃあ、見かけと年がまったく違うとか?」
これに顎をさする吟味方
「うーん、ようわからへんわ」
そこに
「何をゴチャゴチャ言ってるんですう?」
「あ、蕾な……う、うそお? 単なる野菜鍋になっとるやないか!」
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