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七十九
「でも内の者でしたら、それこそ吊り橋以上の危ない橋を渡ることになりまつが?」
これに思わず破近、尻の下に敷いてる物を差し出し
「座布団一枚や!」
「恐れ多いでつ」
そんな、座高が高くなった少年に
「確かに、いの一番に疑われるさかいな」
こう言いながら。腕を組んだご主人様
「ほな、どんな場合があるんか考えてみよっか?」
さすがの緑丸、すぐさま
「この旅館で何かの揉め事があって、後先考えずに手を下した……かもでつね?」
「でも内の者でしたら、それこそ吊り橋以上の危ない橋を渡ることになりまつが?」
これに思わず破近、尻の下に敷いてる物を差し出し
「座布団一枚や!」
「恐れ多いでつ」
そんな、座高が高くなった少年に
「確かに、いの一番に疑われるさかいな」
こう言いながら。腕を組んだご主人様
「ほな、どんな場合があるんか考えてみよっか?」
さすがの緑丸、すぐさま
「この旅館で何かの揉め事があって、後先考えずに手を下した……かもでつね?」
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