2654/3502
七十八
そこへ内より現れた破近
「外からはこの錠は開けられへん。つまりな、この穴はごまかしっちゅうわけや」
「外の者が中へ侵入した……こう見せかけたと思いまつ」
「っちゅうことはな、殺しは仏はんとお富を除いた内部のもんの仕業となるわけや」
こう吐いた破近だったが
「どこで誰が聞いてるかもわからへん……続きはな、部屋に戻ってからにしょっか?」
部屋に戻るや早々に
「まずは、吊り橋を渡って来たもんの仕業ちゃうっちゅう事や」
そこへ内より現れた破近
「外からはこの錠は開けられへん。つまりな、この穴はごまかしっちゅうわけや」
「外の者が中へ侵入した……こう見せかけたと思いまつ」
「っちゅうことはな、殺しは仏はんとお富を除いた内部のもんの仕業となるわけや」
こう吐いた破近だったが
「どこで誰が聞いてるかもわからへん……続きはな、部屋に戻ってからにしょっか?」
部屋に戻るや早々に
「まずは、吊り橋を渡って来たもんの仕業ちゃうっちゅう事や」
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。