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三十七

 やがて、その目も慣れた頃


「あ、誰かいるんだ」

「お邪魔します」


 だが返事がないため、湯船の中を這うように近づいたところ


「……わわわ」

「ひ、人殺し!」


 我れ先にと湯船より出た娘たち、転がるように外へと駆け出していった。

 これにお富さん、人差し指を己に向け


「人殺しって、このわてがかいな?」


 ここに急を聞きつけやってきた女将


「うわっ!」

と、まずは一声上げたあと


「い、いくらあばずれでも、よもや人様を殺めるとは……」


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