256/3502
四十七
「あ、どうぞどうぞ」
「では、早速でんが」
破近、まずはお絹を見やり
「お絹ちゃんはシロですわ」
これに相手が頭を軽く下げ
「どうも」
「で、お米はんは空白の半時が未だにわからんので、まあ灰色っちゅうとこでんな」
それには、お米おばあさん
「髪の毛と同じ色だから、それでも構ましません」
「ハハハ、そうでっか」
だが破近、すぐに真顔に戻り
「で、奥さんやけんど」
「はい」
アリバイが明確な分、自信満々な表情だが
「クロですわ」
「あ、どうぞどうぞ」
「では、早速でんが」
破近、まずはお絹を見やり
「お絹ちゃんはシロですわ」
これに相手が頭を軽く下げ
「どうも」
「で、お米はんは空白の半時が未だにわからんので、まあ灰色っちゅうとこでんな」
それには、お米おばあさん
「髪の毛と同じ色だから、それでも構ましません」
「ハハハ、そうでっか」
だが破近、すぐに真顔に戻り
「で、奥さんやけんど」
「はい」
アリバイが明確な分、自信満々な表情だが
「クロですわ」
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。