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三十五

「ん? 文か?」

 そして、中身を一瞥した親分


「こ、恋文?」


「今しがたここへ戻ってきたら、机の上に置いてありまして」


 懸命に弁明するお幸だが


「おまえさん宛てになってるぞ。で、誰からだい?」


「誰からと言われても、身に覚えなど一切ございませぬ」


「まあいい。ちょいとついてきな」



 座敷に戻ってきた親分から、問題の文を渡された破近。すぐに、お絹に向かって


「これって誰の字かわかりまっか? あ、中身は読む必要はないでっせ」


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