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二十七

 座敷へと戻ってきた破近。その手にしている物を見た蕾が


「その帯って奥さんのですう!」


 さすがに女だけあって目ざとい。


「ああ、そやけど」


「そやけどって、何かしたんですかあ?」


「はああ? 自分、阿呆ちゃうか? 誰が真っ昼間から」


 だが相手も


「夜だったらあり得るんですかあ?」


「んもう! こう言や、ああ言う。あのな、この帯も今日栄町で買ったって!」


 これに親分が


「よし喜助。もう一回行くぞ!」


「親分、どうかお手柔らかに」


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