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二十三

「誰が同心だと言った? いいか? 青き目はな、吟味与力として招いたのだ!」


「ぎ、吟味、よ、与力……あがっ」


 菖蒲殿、とうとう顎が外れた模様。

 これに破近


「ヒッヒッヒッ」


 さらに明智様からも


「で、では、我々の上司に?」


「フッフッフッ」


「そういう事だ」

 そして木俣様、気色悪い笑顔の破近を促し


「では、一言豊富でも述べよ」


「ほな……皆はん、頑張りまひょ! 楽しゅう、愉快に」

 そして、その青き目を光らせ


「厳しゅうに、ね!」


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