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 そこに向こうも気づき


「あ、あら? これは鈴木ど……様」


 変に気遣う菖蒲殿。だが、一方の破近は


「お疲れはん! で、どないなん?」


 一向に、気にかけてはいない。


「それが、この通りで」

 そんな相手が下に目やり


「入浴の最中に頭を鈍器で殴られてるみたいだ……です」


「ホンマ、確かに全裸やな。でもな、こんな良い人を一体誰が」


 その時、隣から


「それにしても、珍しい床だなあ。ね、旦那?」


「ああ、喜助。これな、タイルちゅうねん」


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