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三十
部屋に戻って、借りた図面を書き写している破近。
そして、ようやくそれも完成した頃
「おう、戻ったぞ!」
「ただいまですう!」
「あ、わいの方もちょうど終わったところですわ」
これに木俣様が
「ん? 風邪をひいておるのに、何をしてた?」
「この船の図面を写しておりましたわ。で、今から聞く話で、各自の位置を記そうと」
「なるほど」
唸った木俣様が早速
「まずは、ナイマン氏だが……自害の動機はわからん。が、遺書はなかったぞ」
部屋に戻って、借りた図面を書き写している破近。
そして、ようやくそれも完成した頃
「おう、戻ったぞ!」
「ただいまですう!」
「あ、わいの方もちょうど終わったところですわ」
これに木俣様が
「ん? 風邪をひいておるのに、何をしてた?」
「この船の図面を写しておりましたわ。で、今から聞く話で、各自の位置を記そうと」
「なるほど」
唸った木俣様が早速
「まずは、ナイマン氏だが……自害の動機はわからん。が、遺書はなかったぞ」
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