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「あの芝居ご覧になったんでつか!」


 家に戻ってこたつに包まっている破近、目の前には緑丸もいる。


「そや」


「喜助さんも夢中でつよ!」



 実は、その喜助もお二人さんと同じ舞台を観ており、口に手を当て濁声を上げたり、必死で手を振ったり


「てふてふちゃーん! こっち向いてー!」


――向くわけもない。


 やがて華やかな舞台も終わり、司会の者の〆の挨拶が始まったのだが。

 喜助、いまだ座したまま空ろな目をし


「てふてふちゃーん……」


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