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十九
「へっくしょい! こんちきしょう!」
何とか蕾によって救助された破近だったが、その目の色同様に青鼻を垂れている。
そして、蕾自身もホッとし
「もう少し遅かったら危なかったですう」
「ホンマや。真冬やったら、今頃三途の川を渡ってるわな」
そこで、破近が寝込んだまま
「木俣はん、何かありましたんか? えろう騒がしいおまっせ」
「ああ。実はな、ナイマン氏が鉄砲で撃たれよってな」
これには、さすがに驚く破近
「う、うっそお?」
「へっくしょい! こんちきしょう!」
何とか蕾によって救助された破近だったが、その目の色同様に青鼻を垂れている。
そして、蕾自身もホッとし
「もう少し遅かったら危なかったですう」
「ホンマや。真冬やったら、今頃三途の川を渡ってるわな」
そこで、破近が寝込んだまま
「木俣はん、何かありましたんか? えろう騒がしいおまっせ」
「ああ。実はな、ナイマン氏が鉄砲で撃たれよってな」
これには、さすがに驚く破近
「う、うっそお?」
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