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「ま、まあな……で、今度な、自分の島で誕生日を祝う宴を催すと……」


 これを聞いた途端、腰を上げた吟味方


「ほな、さいなら!」


「ちょ、ちょっと待て! まだ話の途中だろが!」


「そやかて山荘やら孤島やら、そんな閉鎖的なとこばっかりですやん」


「そら、わしに言われてもわからん……って、まあ座れよ」


「はいはい」

 しぶしぶ、再び腰を下ろした破近だったが


「どうせまた、一癖も二癖もあるようなヤツらを招待するんでっしゃろ?」


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