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 またまた邪魔された旦那、ブルブルと手を震えさせ


「おまえ、こっから川ん中放り込んだろか!」


「そ、そんな眉間に皺を寄せなくっても」


 おろおろしている喜助だが、これでもちゃんと任務を遂行しているのだ。

 しかし破近はというと――


「別にな、好き好んで寄せてるんちゃうわ!」


「だ、だって、木俣様がすぐにって」


「あのオッサン。ホンマ、頼りにしくさってからに」


 これに喜助が


「あのう、お奉行様に対してボロクソすぎやせん?」


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