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五十一
「実際に刺したもんを皆でかばってるんか? はたまた、端から共謀してやったもんか? ま、いずれや」
はたして、これに物言いしてきたのは
「先程も申し上げた通り……」
水鏡、端に目をやりつつ
「円如にはかかわりない事でございます」
だが、それには
「さよか? でもな、そんなん、わいにわかるはずもあらへん」
「そんな」
「今言えるんはな、水鏡はんよ」
破近、ここで大きく首を一度だけ回し
「僧房にてな、四人でよう相談するこっちゃ」
「実際に刺したもんを皆でかばってるんか? はたまた、端から共謀してやったもんか? ま、いずれや」
はたして、これに物言いしてきたのは
「先程も申し上げた通り……」
水鏡、端に目をやりつつ
「円如にはかかわりない事でございます」
だが、それには
「さよか? でもな、そんなん、わいにわかるはずもあらへん」
「そんな」
「今言えるんはな、水鏡はんよ」
破近、ここで大きく首を一度だけ回し
「僧房にてな、四人でよう相談するこっちゃ」
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