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五十

「恐らくはな、この庫裏で住職はんは刺されたと思うねん」

 そしてさらに


「さっきの心理と違うて、今度は目に見えるものの理屈を考えまっせ」


 どの小僧からも言葉が出てこないのを見た破近、傍らの菊やんに


「あの足跡の特徴って何やったっけな?」


「ええ。かなり深く、一人の重さでつけられたものではないと」


「そやったな……つまり誰かがな、ここから住職はんを僧堂までおぶった訳や」

 

 ここで吟味方、四名に顔をグッと近づけてきた。

 

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