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四十八
これを見た明智様
「菊水さん。何だか薄気味悪いですよね?」
「し、静かに」
そして一方の小僧は
「き、気になります」
「じゃあ、どうしてわいに真っ先に尋ねなかったのかな?」
「え……」
ここで破近、満面の笑顔で
「『住職様は、どうされたんです?』ってね!」
だが、この時だった。突然、水鏡が横から口を挟んでき
「吟味方様、その円如は一切かかわってはおりませぬ!」
これに横目で吟味方
「かかわってないって、何にでっしゃろ?」
これを見た明智様
「菊水さん。何だか薄気味悪いですよね?」
「し、静かに」
そして一方の小僧は
「き、気になります」
「じゃあ、どうしてわいに真っ先に尋ねなかったのかな?」
「え……」
ここで破近、満面の笑顔で
「『住職様は、どうされたんです?』ってね!」
だが、この時だった。突然、水鏡が横から口を挟んでき
「吟味方様、その円如は一切かかわってはおりませぬ!」
これに横目で吟味方
「かかわってないって、何にでっしゃろ?」
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