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三十
相手が仏の下に両手を添えるのを確認した破近
「ほな、ゆっくりな! せーの!」
頭を垂れたまま、三尺くらい宙に浮く格好となった仏。
「もうええわ。ほな、下ろすで」
再び床に着いた仏。そして破近、相手に
「今の重さ、覚えときや」
「は、はい」
「ほな、お次はな」
早速、外に向かって歩き出している吟味方
「坊主はん、抱えっで」
そして外で待ってる明智様、突然なる二人の取った行動に目を丸くし
「ちょ、ちょっと、何をされるん……」
相手が仏の下に両手を添えるのを確認した破近
「ほな、ゆっくりな! せーの!」
頭を垂れたまま、三尺くらい宙に浮く格好となった仏。
「もうええわ。ほな、下ろすで」
再び床に着いた仏。そして破近、相手に
「今の重さ、覚えときや」
「は、はい」
「ほな、お次はな」
早速、外に向かって歩き出している吟味方
「坊主はん、抱えっで」
そして外で待ってる明智様、突然なる二人の取った行動に目を丸くし
「ちょ、ちょっと、何をされるん……」
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