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十七
「でね、木俣はん?」
「ま、まだ、何かあるのか?」
もういいじゃん――木俣様、いかにもこう言いたげだ。
これに破近が
「例の、わいをはめたヤツも並行して捜しだしたろって」
「ああ、そうだったな! あの時は、何しろとっちゃん坊やが、おまえが怪しいと言い出してな。このわしは、青き目がそのような事などするわけがないと……」
「ま、そら済んだ事ですよって」
破近、顔を相手に近づけ
「ね、ちょっとだけ付き合ってくれまへん?」
「でね、木俣はん?」
「ま、まだ、何かあるのか?」
もういいじゃん――木俣様、いかにもこう言いたげだ。
これに破近が
「例の、わいをはめたヤツも並行して捜しだしたろって」
「ああ、そうだったな! あの時は、何しろとっちゃん坊やが、おまえが怪しいと言い出してな。このわしは、青き目がそのような事などするわけがないと……」
「ま、そら済んだ事ですよって」
破近、顔を相手に近づけ
「ね、ちょっとだけ付き合ってくれまへん?」
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