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三十一

 突然、素っ裸で踊り捲くる金太丸。

 これに町人らも周りを囲んで


「やんや、やんや!」


 さらに、調子こく伊賀の金太丸


「では、次は燐棒箪笥だぜ! いぇい!」


「なんや、かんや!」


 受けに受けまくる、金太丸のお馬鹿な踊り。

 だが、さすがに敵さんが


「やめんかい! R-15ギリギリやんけ!」


 すでに時遅し。町人全員が、素っ裸で踊りまくっているのだ。


「へい! そこの兄さんも踊ろうぜ! イェイ!」


 金太丸のこの誘いに相手も


「そ、そうか」


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