1666/3502
二十九
だが風上に位置する時の緑丸、これが滅法強いのだ。
「名無しさん。これで全員でつか?」
「そ、そうやけんど」
「じゃあ」
緑丸、ここで声を張り上げ
「伊賀忍法 屁こたれの術!」
それはもう爽やかな初夏の風に乗って、これはもう鼻がちぎれるくらいの臭さ。
「くっ、くさあ~」
このもがき苦しむ名無しを始めとし、何十人もの町人ら全員が失神したのだ。
「やったでつ!」
喜び勇んで、テラへと向う緑丸。だが、少々タイミングが早すぎた。
だが風上に位置する時の緑丸、これが滅法強いのだ。
「名無しさん。これで全員でつか?」
「そ、そうやけんど」
「じゃあ」
緑丸、ここで声を張り上げ
「伊賀忍法 屁こたれの術!」
それはもう爽やかな初夏の風に乗って、これはもう鼻がちぎれるくらいの臭さ。
「くっ、くさあ~」
このもがき苦しむ名無しを始めとし、何十人もの町人ら全員が失神したのだ。
「やったでつ!」
喜び勇んで、テラへと向う緑丸。だが、少々タイミングが早すぎた。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。