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十
やがて
「ご主人様、大丈夫ですかあ?」
破近、いまだに手すりを持ってうずくまったままだ。
「ん? あ、蕾かいな」
その上げた顔を見た蕾
「か、顔が目の色と一緒ですう!」
そして、蕾に連れられ下りてきた破近
「き、気持ち悪う」
「ご主人様の部屋はここですう」
それを見かけたナイマン氏
「大丈夫ですか? 薬でも持ってきますね」
「お、おおきに」
この時
「おお、顔まで青くなっとるわ!」
そんな戯言を言う木俣様に
「あ、あんたのせいや」
やがて
「ご主人様、大丈夫ですかあ?」
破近、いまだに手すりを持ってうずくまったままだ。
「ん? あ、蕾かいな」
その上げた顔を見た蕾
「か、顔が目の色と一緒ですう!」
そして、蕾に連れられ下りてきた破近
「き、気持ち悪う」
「ご主人様の部屋はここですう」
それを見かけたナイマン氏
「大丈夫ですか? 薬でも持ってきますね」
「お、おおきに」
この時
「おお、顔まで青くなっとるわ!」
そんな戯言を言う木俣様に
「あ、あんたのせいや」
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