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十二
一方、こちらは森の中の掘っ立て小屋。
「あいつ遅いなあ」
こう言ってきた蜘蛛助に、金太丸も
「早くも捕まってしまったのでは?」
「ああ。何しろ、あいつ忍びのくせ異様に目立ってるからな」
「おまけにデブですしね」
この黒づくめと金ピカの会話を聞いている緑丸だが
「先輩方も負けてないでつ」
「そ、そうかあ?」
首を傾げる黒づくめに、金ピカも
「これでも地味にしてるつもりなんですが」
「そんな戯言よりも、庄屋が怪しいでつ!」
一方、こちらは森の中の掘っ立て小屋。
「あいつ遅いなあ」
こう言ってきた蜘蛛助に、金太丸も
「早くも捕まってしまったのでは?」
「ああ。何しろ、あいつ忍びのくせ異様に目立ってるからな」
「おまけにデブですしね」
この黒づくめと金ピカの会話を聞いている緑丸だが
「先輩方も負けてないでつ」
「そ、そうかあ?」
首を傾げる黒づくめに、金ピカも
「これでも地味にしてるつもりなんですが」
「そんな戯言よりも、庄屋が怪しいでつ!」
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