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八十二
「わっはっは! ガキが何をほざいてるんだ? おまえの術なんぞ、とうに見切っておるわ! どうせな、ナナフシの術で木に同化するんだろが!」
「ギクッ」
一瞬だけうろたえた緑丸だったが、そこはすぐに立て直しを計り
「大体でつね、脇役のくせして台詞が長すぎまつね。先輩の方こそ、油蝉の術を使って木に紛れるのでは?」
「ウッ。な、ならば、とくとその目で見るがいい……伊賀忍法、油蝉!」
「では僕も……伊賀忍法、ナナフシの術!」
「わっはっは! ガキが何をほざいてるんだ? おまえの術なんぞ、とうに見切っておるわ! どうせな、ナナフシの術で木に同化するんだろが!」
「ギクッ」
一瞬だけうろたえた緑丸だったが、そこはすぐに立て直しを計り
「大体でつね、脇役のくせして台詞が長すぎまつね。先輩の方こそ、油蝉の術を使って木に紛れるのでは?」
「ウッ。な、ならば、とくとその目で見るがいい……伊賀忍法、油蝉!」
「では僕も……伊賀忍法、ナナフシの術!」
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