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七十九
すぐに立ち上がった男
「コ、コホン……あのな、知らんで後をつけるなって!」
だが、これにもやはり
「でも、そう言われても」
ここで木より舞い降りてきた少年、悪びれる事もなく
「だって、蝉丸先輩でつから!」
相手の姿を見て、目を丸くしている男
「み、み、み……みーん!」
つい、本能で叫んでしまった。
「ご無沙汰してまつ」
あくまでも礼儀正しき少年に、ようやく我に返った先輩
「み、緑丸。久しぶりだな……この裏切り者めが!」
すぐに立ち上がった男
「コ、コホン……あのな、知らんで後をつけるなって!」
だが、これにもやはり
「でも、そう言われても」
ここで木より舞い降りてきた少年、悪びれる事もなく
「だって、蝉丸先輩でつから!」
相手の姿を見て、目を丸くしている男
「み、み、み……みーん!」
つい、本能で叫んでしまった。
「ご無沙汰してまつ」
あくまでも礼儀正しき少年に、ようやく我に返った先輩
「み、緑丸。久しぶりだな……この裏切り者めが!」
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