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五十九
ここでようやく口を開くは、新入り同心
「確かに素浪人が隠岐からとなれば、その線が濃いですね」
と、頷きつつ
「確か残る二人の仏は、それぞれ伊豆と越後からと覚えておりますが」
「そそ。菊やんも、なかなか賢いわ」
「ど、どうも……しかし、それ以上の事は」
菊やんが首を捻ってるところ、またもや玄人筋より
「旦那。ひょっとして、越後とは佐渡ではないかと?」
これに破近も
「そやな、朝ちゃん。流刑先としては有名なとこやわな」
ここでようやく口を開くは、新入り同心
「確かに素浪人が隠岐からとなれば、その線が濃いですね」
と、頷きつつ
「確か残る二人の仏は、それぞれ伊豆と越後からと覚えておりますが」
「そそ。菊やんも、なかなか賢いわ」
「ど、どうも……しかし、それ以上の事は」
菊やんが首を捻ってるところ、またもや玄人筋より
「旦那。ひょっとして、越後とは佐渡ではないかと?」
これに破近も
「そやな、朝ちゃん。流刑先としては有名なとこやわな」
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