1601/3502
五十四
これに割って入ってきた少年
「お二人とも話が脱線気味でつが」
「あ、すまんすまん。ほな、話を聞かせてや」
「はい、ご主人様」
どこまでも明るいくの一、先を指差し
「あそこの茶店で聞いたんですがあ、何でも立派な槍を持った素浪人が来たってえ」
「お、間違いないな! で、特徴は?」
この問いに頭を捻る相手
「えっとお、特にないんですがあ。ただあ……」
「ん? ただ?」
ここで自信満々に
「きつねうどん、それも大盛を食べたとお!」
これに割って入ってきた少年
「お二人とも話が脱線気味でつが」
「あ、すまんすまん。ほな、話を聞かせてや」
「はい、ご主人様」
どこまでも明るいくの一、先を指差し
「あそこの茶店で聞いたんですがあ、何でも立派な槍を持った素浪人が来たってえ」
「お、間違いないな! で、特徴は?」
この問いに頭を捻る相手
「えっとお、特にないんですがあ。ただあ……」
「ん? ただ?」
ここで自信満々に
「きつねうどん、それも大盛を食べたとお!」
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。