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四十七
「何してたん? っちゅうか、顔面蒼白やんか」
これに少年、手にある物を差し出し
「破近様。これが木に刺さっておりました」
「何やねん、それって」
ご主人様、顔を近づけるなり
「しゅ、手裏剣やて?」
「はいでつ。それも……」
言いよどんでる緑丸、それもそのはず
「伊賀者が使う十字手裏剣、でつ」
それを聞いた破近、青き目を丸くし
「い、伊賀もんって、おまえの仲間かいな!」
「はいでつ。この件には、恐らく公儀隠密が絡んでまつ」
「何してたん? っちゅうか、顔面蒼白やんか」
これに少年、手にある物を差し出し
「破近様。これが木に刺さっておりました」
「何やねん、それって」
ご主人様、顔を近づけるなり
「しゅ、手裏剣やて?」
「はいでつ。それも……」
言いよどんでる緑丸、それもそのはず
「伊賀者が使う十字手裏剣、でつ」
それを聞いた破近、青き目を丸くし
「い、伊賀もんって、おまえの仲間かいな!」
「はいでつ。この件には、恐らく公儀隠密が絡んでまつ」
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