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三十八
再び、ここは奉行所。
「おい、青き目。少しは調べが進んでおるのか? 町中がざわついてたまらんわい」
この不機嫌そうな木俣様に、吟味方アッサリと
「そやかて、仏さんの身元が二人ともわかりまへんねん」
「身元よりも、鬼自体を調べるべきだろが」
これに目を丸くした破近
「へ? 木俣はんって、まだ鬼の仕業って思ってるんでっか?」
そして、ここで緑丸との話を相手に聞かせ
「どう見たって、鬼のかぶりもんした人の仕業でっしゃろ?」
再び、ここは奉行所。
「おい、青き目。少しは調べが進んでおるのか? 町中がざわついてたまらんわい」
この不機嫌そうな木俣様に、吟味方アッサリと
「そやかて、仏さんの身元が二人ともわかりまへんねん」
「身元よりも、鬼自体を調べるべきだろが」
これに目を丸くした破近
「へ? 木俣はんって、まだ鬼の仕業って思ってるんでっか?」
そして、ここで緑丸との話を相手に聞かせ
「どう見たって、鬼のかぶりもんした人の仕業でっしゃろ?」
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