表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1577/3502

三十

「越後かいな? こら先も先やな」

 こう吐いた破近、傍らの緑丸に


「ほな、一旦戻るで……で、蕾は?」


 これに少年、悲しげな顔で


「実は、迷子になってるようでつ」



 この夜、すでに自宅に戻っているご主人と少年。


「一人は伊豆より、もう一人は越後より……たまたま、通りがかりに襲われたんやろか? それとも、何か共通したとこがるんやろか?」


 これに緑丸


「東海道と中山道との違いこそあれ、どちらも日の暮れる前に林で襲われてまつね」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ