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二十五

 そして周りの野次馬らを見ながら


「こん中ででんな、誰か下手人見た人おりまへんやろか?」


 これに町人風の男が口を開き


「お、お役人様。まさしく鬼でした! ど、どこから現れたのはかわかりませんが、その仏さんに向かって何か言葉を放っておりました」


「それって、いつ頃でっか?」


「えっと……暮の六つくらいかと」


 これを聞いた破近


「日没の少し前やな」

とつぶやいて、すぐに


「なな? 薄暗い中、ホンマにちゃんと見えましたんか?」


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