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八十一 完

「姐さん、どないします?」


「旦那。私は皆と一緒に戻りますよ」


「さよか。なら、わいは失礼しまっさ」

 そして愛馬に


「ほな、無頼安行くで!」


 それを見送る元芸子衆。無論、姐さんが最後まで目で追い――


「つみれ姐さん。いつまで見送ってるんで?」


「頭も良い上、情にも深き殿方ですこと」


「ん?」

 相手の異変に気づいた姐さん


「て、亭主がおるでしょが!」


「冷奴さんね」

 つみれ太夫、澄ましたまま


「女にゃ別腹ってのもありますよ」


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